しゃべりすぎてごめんね

朝のワイドショーで、日本の「ディジタル能力」のランキングが下がり続けているという話題が取り上げられていた。

以前から感じていたことではあるが・・・

そもそも、ディジタル能力なんて、授業で大人から教わって身につくものではないと思う。

だって、大人はディジタルの中で育ってきてないので。

学生時代に教わっていないことは、生徒にも教えられないから。

情報科の授業は、まさにそう。

私もほぼ独学だ。

ただ、情報の勉強を始めて気づいたことがある。

教えてもらうよりも、自分で学んだ方が・・・

ラクだし!早い!!

情報の専門教科の授業を担当するようになってからは、できるだけ生徒が問題を解く時間を作り、説明が必要な生徒だけ個別に質問を受けるようにしていた。

特にプログラミングやアルゴリズムは、自分で時間をかけて考えた後でなければ、授業で説明しても理解できないと思う。

そう考えると、今年の授業は反省することばかり。

週に1時間しかないため、そのなかに内容を詰め込まなければならない。できるだけ生活のなかの事例をあげて・・・と工夫しているつもりではあるが・・・

うとうと・・・ってなるよね。

でも、教科書の内容よりも、これだけは伝えたいと思っていることがある。

 ディジタルは0と1しかないから、人間関係より簡単だ。
 情報機器を駆使して、私もいろいろやっていること。
 いくつになっても新たなことを学ぶのは楽しい。

そして・・・

 大人は楽しい。

そのために、授業中に私の生活の話をたくさん取り入れているのだが・・・

しゃべりすぎだよね。

もっと自分で考える時間を作ってあげたいが、

結構、私の私生活ばなしに興味をもってくれている生徒もいるようなので・・・

そして、授業って、ひきこもり生活の中で唯一私が自由に話せる場所でもある。

授業の工夫もしていくので・・・

あと半年、おつきあいお願いします。

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